文章が読みやすくなる!句読点「。」「、」の役割と上手な使い方【初心者向け解説】

アイキャッチ画像:句読点
akiiro1059

こんにちは!
伝わる文章のコツを探る、秋色です。

文章を書く時、当たり前のように使っている「句読点」

文の終わりにつける「。」(句点)と、
文の途中に入れる「、」(読点)のことですね。

普段あまり意識しないかもしれませんが、
この小さな記号たちが、実は文章を読みやすくしたり、
意味を正確に伝えたりするために、
とっても大切な働きをしてくれているんです。

秋色
秋色

ブログ書いてて、
まず自分が読みにくかったらあかんからね。
ちょっと意識しようと思ってます。

今回は、そんな句読点の役割(ありがたみ)や、
上手な使い方、そして注意点について、
一緒に見ていきたいと思います。

 大雅くん(虎フード)と心愛ちゃん(コアラ帽子)が、大きな「?」マークがついた句読点「。」「、」を不思議そうに、でも興味津々に見つめている。「これって、どうして大事なんだろう?」と考えているような表情。

句読点を意識すれば、あなたの文章がもっと輝くかもしれませんよ。

大雅くん
大雅くん

句読点かー。
作文の時とか、なんとなく使ってるけど、なんで大事なのか、あんまり考えたことなかったなあ。

心愛ちゃん
心愛ちゃん

うんうん。
句読点がないと、どこで息継ぎしていいか分からなくなっちゃったり、意味が分かりにくくなっちゃったりするもんねー。

秋色
秋色

その通りやね。
句読点は文章の「呼吸」であり、「道しるべ」でもあるんやで。
そのおかげで、僕らはスムーズに文章を読める。
まずは、その縁の下の力持ち、句読点の「ありがたみ」から見ていこっか!

文章を読みやすくする記号(ありがたみ)

長くて読みにくそうな文章の線(抽象的でOK)が、句点「。」の旗が立つゴール地点に向かって続いている。その道の途中に、読点「、」が道しるべのように点々と置かれていて、読者がスムーズに進めるように手助けしている様子を、温かい色合いで描く。

句点「。」と読点「、」

これら句読点があるおかげで、
私たちは文章をスムーズに、
そして、正確に理解することができます。

その基本的な役割と価値(ありがたみ)を確認しましょう。

句点「。」の役割:文の終わりを明確に

  • 文の区切り
    句点は、一つの文がどこで終わるのかをはっきりと示してくれます。
  • 意味の明確化
    文の終わりが分かることで、
    読者は一つ一つの文の意味を正確に捉えやすくなります。
  • 文章のリズム
    句点の打ち方で文章の長さが変わり、
    文章全体のリズムやテンポも生まれます。

読点「、」の役割:文の流れを整える

  • 意味の区切り
    長い文の中で、意味の切れ目や要素の区切りを示し、
    文の構造を分かりやすくします。
  • 読みやすさの向上
    読点は、読者が息継ぎをする場所を示し、
    文をスムーズに読む手助けをしてくれます。
  • 誤解を防ぐ
    適切な位置に読点を打つことで、
    言葉の係り受けなどが明確になり、意味の誤解を防ぎます。
心愛ちゃん
心愛ちゃん

句点がないと、どこまでが一つの文なのか分からなくなっちゃうもんねー。
読点も、ないと息が続かなくなっちゃうー。

大雅くん
大雅くん

そっか!
ちゃんと意味を伝えるためにも、読みやすくするためにも、句読点って大事なんだな!

秋色
秋色

そうやねん。
文章を書く上での、ほんま基本的なルールなんやけど、その役割はめちゃくちゃ大きい。
この記号たちのおかげで、僕らはストレスなく文章を読める。
その「ありがたみ」を、まずはしっかり感じたいな。

読点「、」ひとつで意味が変わる?(上手な活用法・工夫)

特に読点「、」は、
打つ場所によって文の意味やニュアンスが変わることがあります。

ここでは、読点の効果的な使い方と、その面白さについて見ていきましょう。

読点の基本的な打ち方

  • 主語の後
    主語が長い場合など、
    分かりやすくするために主語の後に打つことがあります。
    (例:「私が昨日、公園で見た大きな犬は、」)
  • 接続詞の後
    「しかし、」「そして、」「また、」
    などの接続詞の後に打ち、文の流れを整えます。
  • 言葉を並列する時
    複数の名詞や動詞などを並べる時に、その区切りとして使います。
    (例:「りんご、みかん、バナナ」)
  • 文の要素を区切る時
    文の構造を分かりやすくするために、意味の切れ目に入れます。
    (例:「雨が降ってきたので、傘をさした。」)
 大雅くんと心愛ちゃんが、机に向かってノートに文章を書いている。大雅くんが「よし、ここに『、』を打つぞ!」とペンを構え、心愛ちゃんが隣で「うんうん、その調子!」みたいに優しく見守っている、練習風景のようなイラスト。

読点の位置で意味が変わる例

  • 有名な例文
    「黒い目の綺麗な女の子」という有名な例文は、
    読点の位置で意味が変わる面白い例です。
  • 例1:「黒い目の、綺麗な女の子」
    「目が黒くて、容姿が綺麗な女の子」
    という意味に解釈できますね。
  • 例2:「黒い、目の綺麗な女の子」
    読点の位置を変えると
    「肌などが黒くて、目が綺麗な女の子」
    という意味にも取れてしまいます。
  • 例3:「黒い目の、綺麗な女の、子」
    さらに区切ると
    「目が黒くて容姿がきれいな女性の子供」となり、
    登場人物まで変わってしまいます。
「黒い目の、綺麗な女の子」と「黒い、目の綺麗な女の子」の意味の違いを示す、簡単なイラストをフキダシで見せる。それを見た大雅くんと心愛ちゃんが、「うわっ!」「ホントだ!」と顔を見合わせて驚いているリアクション。

効果的な使い方を身につける

  • 音読してみる
    文章を声に出して読んでみて、
    息継ぎをしたい場所や、
    意味が区切れる場所に読点を打つのは良い方法です。
  • 読者の視点
    自分が読みやすいかだけでなく、
    他の人が読んだ時に分かりやすいか
    という視点を持つことが大切です。
  • 多すぎず少なすぎず
    読点が多すぎると文が細切れになり読みにくく、
    少なすぎると意味が分かりにくくなるため、
    適切なバランスを見つけましょう。
大雅くん
大雅くん

すごい!
読点の場所で、全然意味が変わっちゃうんだ!
面白いけど、間違えたら大変だ!

心愛ちゃん
心愛ちゃん

うんうん。
声に出して読んでみると、どこで区切ったら自然か分かりやすいかもねー。
読み手のことを考えるのが大事なんだねー。

秋色
秋色

そうやね。特に読点は奥が深い。
どこに打つかで文章の表情がガラッと変わる。
だからこそ、効果的な使い方を意識することが、伝わる文章への近道なんやね。

句読点との上手な付き合い方(注意点・課題)

秋色くん(トラ柄コアラ)が、左右の皿に「多すぎる句読点(、がいっぱい)」と「少なすぎる句読点(、が全然ない)」が乗った天秤を、うーんと考えながら調整しようとしているイラスト。

句読点は文章の読みやすさに不可欠ですが、
使い方を間違えると逆効果になることも。

句読点と上手に付き合っていくための注意点や課題について考えてみましょう。

句読点の打ちすぎ・少なすぎ

  • 読点の打ちすぎ
    読点が多すぎると文がブツブツ途切れ、
    かえって読みにくく幼稚な印象を与えることがあります。(デメリット)
  • 句読点の不足
    逆に句読点が少なすぎると文の区切りが分からず、
    意味を取り違えたり読むのが疲れたりします。(デメリット)
  • 適切なバランス
    文の意味や長さに応じて句読点の数を調整する
    バランス感覚が必要です。(解決策)

句読点を打つ位置の間違い

  • 意味の誤解
    先ほどの例のように、
    読点を打つ位置を間違えると、
    意図しない意味に解釈される可能性があります。(注意点)
  • 不自然なリズム
    文節の途中のような不自然な場所に読点を打つと、
    文章のリズムが悪くなり読みにくくなります。
  • 推敲の重要性
    書いた文章を読み返し、
    句読点の位置が適切かを確認する
    (推敲)ことが大切です。(解決策)

ルールへの意識

  • 基本的なルール
    句読点の使い方には基本的なルールがあります。
    (例:カギ括弧「」の中の文末には句点を打たない、など)
  • 分かりやすさ優先
    ルールは大切ですが絶対ではなく、
    時には読者の分かりやすさを優先して
    ルールから少し外れた使い方をする場合もあります。
  • 学ぶ姿勢
    基本的なルールを学びつつ、
    様々な文章を読んで効果的な句読点の使い方を観察することも
    上達への道です。(課題・解決策)

学び方としては、
アウトプットするのも大切ですので良かったらあわせてどうぞ。

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心愛ちゃん
心愛ちゃん

句読点が多すぎても、少なすぎてもダメなんだねー。
ちょうどいいバランスを見つけるのが難しいかもー。

大雅くん
大雅くん

ルールもあるんだ!知らなかった!
でも、分かりやすさが一番大事ってことだね!

秋色
秋色

そうやねん。多すぎず少なすぎず、適切な場所に打つ。
そして、基本ルールは押さえつつ、読者への伝わりやすさを一番に考える。
これが句読点マスターへの道や!
まあ、僕もまだまだ勉強中やけどな。。。

まとめ

文章の終わりを示す「句点(。)」と、
文中の区切りを示す「読点(、)」。

普段何気なく使っている句読点ですが、
文章を読みやすくし、内容を正しく伝えるために、
非常に重要な役割を果たしています。

その存在は、まさに縁の下の力持ち。

ありがたい存在ですね。

特に読点は、打つ位置によって文の意味やリズムが大きく変わります。

多すぎても少なすぎても読みにくくなるため、
適切なバランスで使うことが大切です。

文章を書く際には、
句読点の役割を意識し、
読者の視点に立って、
どこで区切れば分かりやすいか、
読みやすいかを考えながら打つこと。

そして、書いた後に読み返して確認すること。

そうした小さな心がけが、
あなたの文章を、もっと伝わる、
もっと美しいものにしてくれるはずです。

大雅くん
大雅くん

句読点って、やっぱり大事なんだね!
これからは、もっと意識して使ってみるよ!

心愛ちゃん
心愛ちゃん

うんうんー。
正しい使い方を覚えると、文章がもっと読みやすくなるし、書くのも楽しくなりそうだねー。

大雅くん
大雅くん

いい心がけやね!
句読点を味方につければ、自分の考えや気持ちを、もっと上手に伝えられるようになる。
日本語って奥深いけど、そこがまた面白いとこやな!

(※本テーマについて、特定の参考情報や免責事項の記載は省略します)

どこで文を区切り、どこで息継ぎをするかを「選択」するか。

その句読点の打ち方一つで、文章が読みやすく整い、
意味がクリアに「洗濯」される。

句読点は、文章の印象を決める大切な要素ですね。

文のリズムは、句読点のせんたく

ありがとうございました。

読みやすく整えられた綺麗な文章(洗濯されたシャツのように綺麗に畳まれているイメージも◎)と、それに添えられた感謝の花束やメッセージカード。

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